『独りベッドで聴く、恋のあとに残った曲たち。』──静かな夜に、音楽と香りを添えて。

ベッドの中でスマホを握りながら、
ふと聴きたくなるのは、別れたあの人を思い出すような曲だったりする。

宇多田ヒカルの『First Love』、YOASOBIの『たぶん』、藤井風の『もうええわ』…。
メロディに感情を預けるように、ただ静かに流しているだけで、
「元気にしてるかな」なんて名前がよぎる。

そんな夜は、少しだけ自分に優しくしたくなる。

私は最近、アロマを焚くようになった。
といってもおしゃれな精油セットじゃなくて、
Amazonで買ったシンプルなラベンダーのピローミスト。
シュッとひと吹きして、音楽を流すだけで、
気持ちがゆっくり静まっていく。

香りって、音と同じで、心に入り込む。
思い出とリンクして、「あの夜」の記憶まで蘇ることがある。

音楽に寄りかかる夜。
ひとりぼっちのくせに、なぜか世界と繋がってる気がする。
そういう時間が、案外、心を整えてくれてるのかもしれない。

🎧おすすめ恋愛ソング（独りしんみり夜向け）

初恋って、なんでこんなに引きずるんだろう。
“あなたの初恋になれたことが、誇りだった”。その一言が、いつまでも胸に残る。

もう戻れないふたりのことを、優しいメロディにのせて。
「たぶん、きっと、たぶん…」何度も繰り返す言葉に、自分を重ねてしまう。

恋に夢中だった頃の、どこか不器用でまっすぐな気持ちを思い出す。
aikoの声に包まれて、胸の奥があったかくなる。

強がってるようで、実はめちゃくちゃ未練だらけ。
お酒片手に聴くと、心のどこかがちょっとほどける。

冬になると勝手に思い出す曲。
あの人と見た景色、言えなかった言葉、ちゃんと残ってる。